撮影ブース(30cm×45cm)を100均一アイテムで自作してみた

プラモデルを作成しているとだんだん欲しくなる撮影ブース撮影ボックス・・・。
でもネット通販だとどうもサイズ感や違いが判らない、それらならもういっそ作ってしまえ!
今回白バージョンを自作してみました。一部100均以外のアイテムもありますが。。。
今回は100均購入品以外家にあるものですべてできたので私は880円で自作できました。
それではさっそくレッツトライ!

目次

撮影ブース・撮影ボックス 準備するもの

ダイソーカラーボード
ダイソー模造紙・はぎれ・ボウル
電球とソケット(今回は自宅のものを分解・・・)

今回100均アイテムはすべてダイソーで揃えています。

▼ダイソー購入品

  • カラーボード 450㎜×300㎜ ×4枚(両面発泡スチロールではなく、片面に紙が貼ってあるもの)
  • 模造紙(ホワイト)
  • ボウルとザルのセット(内径17.3㎜)※ザルは使いません
  • はぎれ(無地、ホワイト)
  • アルミホイル
  • 養生テープ

▼ダイソー以外で購入品(下記Amazon参考ください)
もしかしたら100均にもあるかもしれません。
ちなみに私は家に或るデスクライトを解体して作ったので今回0円です。
amazonのリンクを貼っておきますね。

▼工具
こちらももしかしたら100均などにあるかもしれません。
なくてもどうにかなるけれど、あると便利な工具たち。

撮影ブースの作り方1. ボウルに穴をあける

ソケットに合わせて穴をあけます。
リーマーで穴を拡大。
それでも足りなかったのでやすりで拡張。

まずボウルにキリなどで穴をあけます。ある程度径が出たところでリーマーでくるくる穴を広げます。
それでも今回は足りなかったので棒やすりで丸く削りました。
道具がない場合はキリなどで穴をあけた後、四角くハサミで切り取っても良いです。
ソケットと電球の隙間にうまく嵌るようなサイズ感で作成してみてくださいね。

撮影ブースの作り方2. ボウルにソケットと電球を取り付けて通電を確認。アルミ箔を這わせる

とりあえず電気が付くかチェック。
ボウルの穴とソケットのサイズ感を確認。
アルミホイルをボウルの内側に這わせます。感電しないようにソケットに触れないように注意してくださいね。

ソケットと電球をボウルにセットしてうまく光るか確認。その後、いったんソケットを外して再度アルミ箔を這わせて電球をつけます。
アルミ箔をつけると少し明るさが増すそうです。ありとなしで比べてみたところ、若干明るくなった気がします。多少画像の修正はできるのでここは好みかなと思いました。

撮影ブースの作り方3. カラーボードの中心からボウルの内径に合わせて穴をあける

コンパスカッターでくり抜きます。
切れ端を安ります。

照明器具ができたところで天面の作成です。今回ボウルの内径サイズが幅30cm×45cmなので、定規でその中心を測って印をつけます。そしてコンパスカッターでボウルの内径に合わせて穴をあわせてカットします。
カットした面は紙やすりでやすると滑らかになって手を傷つけません。お持ちの方はぜひやすってみましょう。
また、コンパスカッターをお持ちでない場合は、丸ではなく四角く切り取るのも良いと思います!
その際は、ボウルの内径からはみ出さない方が外からの光が入りにくくおすすめです。

撮影ブースの作り方4. 穴の上に白い布を被せて養生テープで貼る

アイロンがけしなくても大丈夫。

穴をあけたらところで、白い端切れを被せて養生テープで貼ります。
貼るときは布をピンっと伸ばすことでアイロンをかけなくてもきれいに貼れます。
こうすることで光がやわらかくなり、光による色飛びを減らす効果が期待できます。


撮影ブースの作り方5. カラーボードの側面・背面・天面を養生テープで貼り合わせる

側面。背面をテープで止めます。

天面ができたところで側面を貼り合わせます。
天面を貼り合わせるときは、端から端まですべて貼るのではなく、左右それぞれに2か所ずつ短めに貼ります。
これはあとで取り外しして収納しやすくするためです。
また、天面をあわせるときは模造紙を背面に入れる都合上、少し隙間を開けることを忘れずに!
3mm程開けておくとよいと思います。

撮影ブースの作り方6. 模造紙をブースの横幅に合わせてカット。ブースにセットする

模造紙はロールのまま上から差し込みます。

さあもうすぐ完成です。模造紙をブースの幅に合わせてカットしましょう。
このカラーボードは幅が約5mmなので44㎝にカット。
カットしたら、ブースの背面に上からセットします。
最初天面からクリップで模造紙を止める予定でしたが、ロールの状態で固定されるのでそのままでも平気でした。
床面だけ固定する必要があるので、左右養生テープを折りこむように貼り、そこからさらに床面に養生テープで固定しました。

【補足1】模造紙の端っこに養生テープをつけておくことで、何度も張り直しがしやすい

この養生テープの上から養生テープを貼れば髪が破けなくて済みます。

画像で分かりますでしょうか。養生しておくことで模造紙が破けにくく、何度も張り直しができます!

【補足2】天面と接する1面だけ、ボックス状態時の合わせ目用に、養生テープで印を貼っておくと、組み立て直しやすい

合わせ目をつけておくことで、折りたたみしやすくて便利ですよ!

天面を除く3面のうちの2面は養生テープをしたまま内側に折りたたむことができるのですが、天面と最後の1面はそれができません。
そのため次また使うときの為に、再利用時に張りなおす部分に養生テープで合印をつけておきました。
これで模造紙同様、何度も張り直しがしやすくなります。
また、解体した時もブースの内側が外に向かないようたたむことができるので、傷もつきにくく便利です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回工具がそろっていたので、30分もしないで塗装ブースが完成してしまいました。
今は100均も裁断ばさみや定規などDIYグッズも豊富な種類があるので、探せば工具も手頃な価格で手に入りそうです!
既製品でなかなか悩んで決まらな場合、いっそ手作りも愛着がわいてよいかも?
ぜひ参考にしていただければと思います😊